私の憧れる女性

昔から通知表に「落ち着きがない、拡散思考で集中力に欠けます」と書かれた私が憧れる女性は、一にも二にもゆったりとしたお上品な雰囲気のある女性だ。
例えば、好きな音楽は癒し系の昔でいうところのエンヤ等を好み、お香を焚いたり、コーヒーはインスタントではなくきっちり豆からひいて、バスタイムはお洒落な入浴剤を入れたり半身浴を楽しんだりするような、時間的ゆとりをいつも確保できている、落ち着きのある女性。

つまりは、音楽は入れっぱなしのCDをかけるだけで、インスタントのコーヒーを淹れる事すら面倒で、いつもカラスの行水で終わらせるお風呂、そしてお香は生まれてから一度も焚いた事のないような私とは正反対の女性である。
どうしたらそのような女性になれるのか研究した結果、早起きしかない!と思いつき、いつもより一時間早く5時に起きてみる事にした。結果その日一日中睡魔が襲い、普段以上に帳尻合わせにバタつく一日を送ってしまい、あえなくやめてしまった。三日坊主ならぬ一日坊主という情けなさだ。
雑誌に出てくる素敵なモデルさんのページを切り取ってスクラップにしてみたり、こんな家に住みたいと思う写真を飾ったり、インテリアを買ってみたりもしたが、なかなか素敵女子、お洒落生活、しいては最終目標の「落ち着きのある優雅なj女性」には結びつかない。
やはり、何年もブームが続いている断捨離をして、部屋を綺麗に片づける事から始めるべきかと思い、片づけ本を数冊買ってはみた。なかなかお尻に火がつかない。
努力する大変さを選ぶなら、このまま私らしくのんべんだらりと生きててもいいんじゃないか、という狭間で揺れる日々を過ごしている。
起爆剤のようなものモチベーションになるものを探し求める日は続いている。

«
»